INTERVIEW先輩インタビュー

父の背中を見て志した溶接の道。技術を磨き、人として成長したい

板金部門 溶接グループ Sさん

転職のきっかけは?

父が溶接の仕事をしていたんです。工場で父が溶接している姿を見て「やってみたい」と憧れるようになりました。高校卒業後、一度は自動車整備の仕事につきましたが、転職を考えた時に溶接する父の背中が頭に浮かび、自分も技術を身につけようと決めました。
当社を志望したのは、半自動溶接とTIG溶接の両方を身につけられるから。個人として技術力を高められる環境に魅力を感じました。

現在どんな仕事をしていますか?

主に電装関連に使うボックスの溶接と仕上げ作業を担当しています。入社前に半年間学校に通って基本を学び、アーク溶接とガス溶接の資格を取得しました。入社後1カ月ほどは先輩にていねいに仕事の仕方を指導してもらい、その後すぐに実務を任されるようになりました。
いざ仕事に取り組んでみると、溶接は経験による成長が大きい職人仕事だと痛感します。私は1年目でまだまだ未熟ですが、もっと経験を積み、頼りになる職人を目指したいです。

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

溶接がきれいにできたとき、仕上げ作業がうまくできたとき。それに尽きますね。
これからさらにスキルアップして、難しい素材や形状の溶接もできるようになりたいです。例えば当社は薄い素材の加工が多いのですが、溶接で熱を加えるとひずみが発生しやすいんです。溶接の電圧や電流を調整してひずみを防いだり、できてしまったらハンマーで調整したり、柔軟な対応が求められます。現場経験を重ねて、自分の技術を誇れるようになることが目標です。